top of page

[大人編] 2話 失恋 ※一部R15注意※

「「失恋おめでとーーーーーーーーーー!!!!」」

イアン「お前らは・・・・」

日向「ごめん・・・イアン君・・・。まさかこんな時に・・・ほんとごめんね」

イアン「気を使わないでくれ。余計に辛い」

リリィ「独り身の世界におかうぇりぃー!」                                 マイク「お酒が最高に美味しいね

 イアン「お前らは気を使え!」

リリィ「で。で!?原因は何?」

                                マイク「前と一緒」

リリィ「ああw大切にされているのはわかるの。でも貴方から愛を感じない!からの彼女浮気パターンか?」

              マイク「その通り♡学習しないよねー」

リリィ「イイ女だったし付き合い長い分だけ勿体ないな」

         マイク「イイ女性だったからこそなんだろうけどね」

リリィ「お前友達には過保護な癖に彼女には冷たいとかじゃないのか?」

                              イアン「もうその話はいいだろ」

リリィ「良くねーよ!これネタに飲みに来てんだぞこっちは!!!」

日向「リリィ落ち着いてw」

         マイク「くっ・・・wwwwwリリィちゃん最高w結婚して♡」

リリィ「石油王になってから出直してきな!」

日向「でもイアン君が振られるなんて信じられないなあ」

                       イアン「お前は昔から俺を過大評価し過ぎてる」

日向「そうかな?女性の理想中の理想だと思うんだけど」

                       イアン「そんなことないだろ。現にこうなったんだ」

日向「難しいよね。付き合うって。まあ、何年も彼氏いない私が言うのもなんだけど」

                             イアン「いるいないは関係ないだろ」

日向「そっか」

マイク「彼女達は周りが見えなくなるような熱い恋がしたかったんだよ。要はイアンが物足りなかったってことでしょ?」

リリィ「わかるわ~お前つまらなさそうだし!」

日向「りりぃ~・・・・・・・!」

イアン「日向いいよ。その通りだしな」

イアン「俺はただ一緒にいられれば幸せだと思ってた」

イアン「でも相手はそうは思っていなかった。それだけの事だろ」

日向(それだけの事・・・それだけの事で築き上げてきた関係が簡単に終わってしまう)

ー彼女はつまらないー

ー真面目で退屈で従順な振りをするー

ー一緒にいるととても退屈なんだー

日向「うっ・・・ぷ・・・飲み過ぎてしまった・・・」

日向「タクシーで帰ってきて良かった・・・歩いてたら絶対倒れてた。もう、限界・・・視界が・・・」

日向(リリィも無事に帰れたかなあ・・・べろんべろんだった・・・)

ドンッ

日向(し・・・・・・・?)

日向(体が・・・)

                           グイッ

日向(あ・・・れ・・・?)

「大丈夫?」

日向(凄く良い香り・・・が・・・する・・・)ぼや~・・・

日向「あ(人とぶつかったのか)ごめんなさい!ぼーっとしてて・・・怪我とか無いですか?」

「いえこちらこそすみません」

「それよりフラついてるみたいだから気を付けて」

                                       ごくごくごく・・・

日向(今度からお酒も程々にしないと)

日向(年々お酒に弱くなってるきがするなあ・・・)

バサッ!

日向「あ~も~・・・あ、れ・・・このノート・・・懐かしい。確か学生時代に使ってた・・・」

日向「・・・・・・。写真まだ残ってたんだ・・・」

全部処分したと思ってたのに

 

数年前

「良いんですか?折角2年ぶりにシム州に来たのに」

「可愛い可愛い彼女さんと約束していたのでは?」

「彼女?」

「ああ、仕事が忙しいって言ったら分かってくれたよ。とても聞き分けの良い子だからね」

「だからとてもつまらない子なんだ」

「会うだけ時間の無駄」

「それなら君とこうしてる方がまだマシだ」

「うふふ。酷い人」

「彼女さんも許嫁さんも可哀想」

「良いんだよ。彼女達も君も僕のお人形なんだから」

 

日向「はぁ・・・」

日向(イアン君ああ言ってたけど大丈夫かな。辛いよなあ~)

日向(私も辛かったから)

今でも忘れた頃にあの光景が頭に浮かんでは

グサクサ心を抉ってくる

まるで呪いに掛かっているみたいに

日向「おはよ~」

アリア「え~先輩と行くのは嫌です~」

アドルド「は?誘ってやるだけでもありがたく思えよ!」

                   アリア「その態度が嫌ぁ~」

                                   日向「どうかしたの?」

                 アドルド「BBAも行く?」

日向「話が分からないけどムカッときたから行かない」

                 アドルド「いいから聞けよ!」

日向「嫌です~」

アリア「そうだ!日向先輩が行くなら行ってもいいよ!」

                    日向「話が分からないんだけど」

                               アドルド「スパのビルの裏のバーで知り合いがパーティーすっから女性を連れて来いって頼まれたんだよ」

                    日向「なんで女性?」

                               アドルド「そいつブライダルヘアメイクアーティストだからとだけ言っておけばわかるだろ?」

                    日向「なるほど~」

                          日向「他の女の子にたのんだら?」

アドルド「いないからお前らなんかに頼んでんだろ」

                          日向「なんかって・・・」

             アリア「アドルド先輩女性に嫌われるタイプですもんね」

アドルド「殴るぞ!」

             アリア「そんな事いうなら行かないも~ん!」

アドルド「悪い悪い俺が悪かった!可愛い同僚を連れて歩きたいのでお願いします(棒)」

                          日向「棒読みw」

                日向「いいよ。暇だから」

アリア「じゃあ私も行く!」

                           アドルド「助かった!今度お礼すっから」

アリア「わ~い!ご馳走してくださいね~?」

                日向「普段あまりいけない高級なお店検索してみるね」

                           アドルド「お前らちゃっかりしてるよな。先にパーティーのこと考えろよ。あと俺万年金欠だからな?」

 

良い香りはきっとブルガリの プールオム!

Visitors

bottom of page