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[大人編] 第1話 代わり映えしない毎日


日向「早く起き過ぎちゃったかな~」

気が付くとあっという間に1年が過ぎるのを早く感じる年齢になってしまった。

特に代わり映えしない毎日。

それでも好きな事ができ、平和で充実した毎日に私は満足していた。

日向(凄い荷物・・・)

「お兄ちゃん!休んでないで早く運ばなきゃ!」

日向(そういえば下の部屋ずっと空いてたけど・・・人が入ったのかあ・・・)

「つうか、引っ越し業者の奴どこ行った?」

「荷物全部置いたからって帰っちゃったよ」

「は?」

「私先に運ぶから早くしてね!通路ふさいでるから迷惑になっちゃうよ!」

「あ・・・!」

       「ごめんなさい!急いで片付けますね」

日向(あ、日本人だ。しかもめちゃくちゃ可愛い)大丈夫ですよ。大変ですね」

       白雪「はい(笑)あ、今日から引っ越してきた藤堂 白雪といいます。よろしくお願いします」

日向(見た目通りの名前・・・!白雪姫みたいだなあ♡)

日向「上の斑鳩 日向です。こちらこそよろしくお願いします」

「そっか~」

「もう春(引っ越しシーズン)かぁ~」

 

「日向さん今日表に出てくれる?」

日向「え・・・バンドゥーズは?」

「それが一人急遽やめてしまったみたいなのよ。もう一人は今日休みで連絡つかないから代わりにお願いできないかしら?」

                    日向「そう・・・ですか・・・。今日は頼まれていた新作をいくつか見て欲しかったのですが・・・」

「店が閉まったらお願いするわ。後はこちらでなんとかするからお願いね」

(まじかよ。暫く忙しくなりそうだな)

             日向「はい。わかりました・・・」

アリア「先輩大変ですね~ウケる~」

日向「アリアちゃんは何にでもウケてるよね・・・」

アリア「だって先輩いつも面倒な事押し付けられてるんだもん。しかも制服が夏服しかないってw」

「それはキツイなw」

日向「なんで?」

「アラサー女の肌なんて誰が見たいのかって話だよw」

日向「アラサー呼びやめてくれないかな?まだなんとか20代です」

「じゃあババア」

日向「くっ・・・!」

アリア「大丈夫ですよ♪先輩はまだ、確かあれ・・・そう!ぴちぴちです!」

「何それ魚?wwwwwww」

         日向「死語被せて来るの止めてw悲しくなってくるから」

アリア「先輩年の割に童顔だから大丈夫ですよ~。と言いたかったんです!」

日向「ああ・・・うん・・・ありがとうね・・・」

                     アリア「ガンバです!」

日向(最近皆がおばさん扱いしだしてきた気がするなあ)

日向「いらっしゃいませ~」

日向(自分の中では20代前半の時のままの感覚だったけど)

「今日は何にしようかな~」

日向(それは心が年齢に着いて行ってないって言うことなのかな)

ピピッ♪

プルルルルルルルル・・・・

日向「もしもし~。今電話大丈夫?」

「今昼休みだから気にすんな。どうした?」

日向「今日仕事終わったら飲みに行く約束してたでしょ?ちょっと終わるの遅くなりそうなんだ」

「あ~どんくらい?」

日向「21時くらいかな」

「わかったわ~。終わったら連絡して迎えに行くわ」

日向「うん」

「あー後飲む場所変更な」

日向「いいけど何処にする?」

「行ったら言う」

日向「なにそれ(笑)ふふっでも楽しみにしてるね」

                  ピッ♪

日向「予想以上に遅くなってしまった・・・」

日向(あまり飲む時間ないかな~私は明日休みだから良いけど・・・)

日向(確か次の日出勤だったような?)

日向(あのデカパイは!)リリィ~!!!」

リリィ「おう!お疲れ。随分遅かったな」

日向「待たせちゃってごめんね。新作のケーキ案見て貰ってたらこんな時間になっちゃって」

リリィ「別にいいよ。私もついでに残業して明日の仕事減らしてきたわw」

日向「リリィさんさすがやで・・・!」

   リリィ「だろ?もっと褒めたまえ」

                            日向「で。今日はどこで飲むの?」

リリィ「あ~知り合いのバーなんだが・・・」

~~~~♪♪

                 リリィ「あ、悪い」

                      日向「良いよ。出て」

リリィ「あいよ。どうしたお前が掛けてくるなんて珍しいな・・・あ?・・・ああ」

リリィ「何それマジか!!!!!やっべーなwwwwwww」

リリィ「今?日向と飲みに行くところだけど?ああ・・・分かった。すぐ行く」

       リリィ「日向!行先変更!双子んちに行くぞ!」

                      日向「双子・・・イアン君とマイク君の家?」

       リリィ「酒を沢山買っていくぞ!」

                                   日向「何か良いことあったの?」

リリィ「おうおう!最高の酒のつまみになるネタがな!」

日向(ネタ?)

「なんとか終わったな」

白雪「こっちの引っ越し業者さんは家の前までしか運んでくれないんだね」

「外れ引いただけじゃないか?安かったしな」

白雪「あ、そういえば朝に日本人の人に挨拶したよ。遠い国に来ても日本の人が住んでいるんだね。なんか不思議」

「日本人?」

白雪「うん。たしか斑鳩さんだったかな。凄く可愛いお姉さんだったよ」

「・・・・・・斑鳩」

白雪「今度また改めて挨拶しにいかないとね」

「ああ。そうだな」

 

大人編再開しました。

結局ストーリーを練り直して新しく始めることにしました。

スクールライフをもっと進めてからと考えていたのですが、あっちもpose作ったりしないといけなかったり中々進まないのでやっぱり同時進行でいきたいと思っています。

設定や話も変わっていたりしていますがまたお付き合い頂けますと嬉しいです。

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